インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

定期リバランスを実施

 いつの間にか今年もあと半月となりました。
 今のところ、去年に続いて今年も投資結果としてはおおむね良好といえる状態ですが、その分資産のバランスが崩れていてリスクを取り過ぎていた……なんてこともあるはずです。
 そのために重要なのがリバランス。バランスファンド1本に投資をしている方以外は、年1回程度は資産バランスの調整をおすすめします。

 モーニングスターの記事によりますと、ここ5~10年の範囲では年1回、特に3月か12月にリバランスを行ったときのリターンが良好だったとのことです。特に年末年始であれば、時間的に余裕がある方も多いかと思いますので、資産の大掃除としてこの機会にいかがでしょうか。

 今年からNISAが始まっており、投資方針にも書いていますが私はNISA枠を積極的に使っていく方針のため、この12月に余っているNISA枠を使ってリバランスを行いました。


 リバランスの方針としては、口座別に以下の通りとしました。

  • 証券口座:NISA枠を使ったノーセルリバランス、新規買付により資産バランスを調整
  • DC口座:通常のリバランス、値上がりしている資産を売却し、他資産を買付

 今のところ資産の絶対額も少ないので証券口座ではノーセルリバランスが可能です。
 DCではそもそも資金の追加投入が不可能なのと、売却益が出ても課税されないという大きなメリットがありますので通常のリバランスを行いました。
 証券口座とDC口座を合算したバランス調整を証券口座でのノーセルリバランスにより行う、ということもできますが、私は投資方針上これらの口座を分離して管理していますので採用しませんでした。

 証券口座での金額を計算していて、最もバランスが上側にずれていた、つまり収益率が高くなっていたのは先進国REITでした。続いて日本REIT、先進国株式と続きます。
 そのため、先進国REITの評価額を基準として他資産の追加買付額を決めました。思ったより買付額が大きくなりましたが、投資余力が過剰となっていたのでそのまま買付。

 DC口座は単純に評価額が高めになっていた先進国株式と先進国債券を売り、日本株式と日本債券を買い付けるだけでした。
 この場合、売却した資産が引き渡された後に追加の買付が入るので、1週間ほどのラグが生じます。この間にあまり大きな変動がないことを願うばかりです。

 来年以降も、このくらいの時期にリバランスを行っていきたいと思います。