インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

まさかの第三弾・外国債券/外国株式インデックスeが分配を実施

 ここのところブログを書く暇がありませんでしたが、その間に起こっていたことを備忘録を兼ねて書いておこうと思います。

 世界経済インデックスファンド日本株式インデックスeと分配の記事を書いて、今回の分配ラッシュは終わったかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
 三井住友トラストAM(旧中央三井AM)が運用する「外国債券インデックスe」「外国株式インデックスe」において、2月7日付けでそれぞれ1万口あたり20円の分配がありました。
 インデックスeシリーズ、今年は分配金ラッシュですね……。まあ昨年は円安もあり外貨建て資産の評価額は全体的に上がっていますが、株式は日本株式でも分配があったので覚悟していたものの債券まで分配実施というのは想定外でした。

 何度でもいいますが、分配金が出るということを長期投資の面から考えますと、課税によるリターンの押し下げが生じたり、NISA投資枠の無駄遣いが発生したりするためいいことはありません。*1
 1万口あたり20円ということは、課税額は1万口あたり4円(復興特別所得税は考慮せず)。平均購入単価によりますが1口1円としてざっくり0.4%程度のロスとなります。これ、ちょうど1年の信託報酬と同程度の負担ということになります。
 0.1%のコスト差を重視してファンドを選択する私たちにとって、この課税によるロスは非常に大きいといわざるを得ません。分配型と非分配型を明確に分けたファンド運用を切に望みます。

*1:NISA預かり、普通分配金のみが発生、かつ分配金は再投資せず受け取る場合はこれらのデメリットは発生しませんが、長期投資にそぐわないためこのパターンは考えません。