インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

ニッセイJリートインデックスファンド

 ネットをさまよっていると、いつも拝見させていただいているブログ様でこの記事を見つけました。

ニッセイJリートインデックスファンド ついにSBI証券でも取扱開始(インデックス投資日記@川崎)

 このファンド、正式名は<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドといいます。名前に「手数料なし」と入っているのも珍しいと思います。あと場所によって<購入・換金手数料なし>だったり【購入・換金手数料なし】だったり(購入・換金手数料なし)といったカッコの表記ゆれがあるのが個人的に気になります。
 それはさておき、このファンドの特徴はJ-REITを対象としたインデックスファンド中で信託報酬が最安(年率0.35175%)という点です。まだインデックス投資を初めてから日が浅い私ですが、現状選択している野村インデックスファンド・J-REITの信託報酬が年率0.42%なので16%ほどコストが安くなります。
 このファンドが全くの新規設定の場合、初年度は新規証券購入が多くなり実質コストが高くなる、または現金比率が高めに推移してベンチマークとの差が広がる、といったマイナスの影響が出てくる可能性もあるのですが、このファンドの場合投資形態がファミリーファンド。すなわち既存のマザーファンドを通じて投資を行うので、このような悪影響を避けられるのではないかと思います。
 同じマザーファンドに投資しているDCニッセイJ-REITインデックスファンドの運用報告書などからマザーファンドの運用状況を確認できますが、総資産額も約92億円(2013年5月)となかなか大きいです。

 このファンドが先月に新規設定されてから、私のメイン証券口座開設先であるSBI証券で扱われるのを待っていましたが、案外早くて安心しました。この信託報酬の低さ(販売会社取り分は年率約0.15%)ながら「投信マイレージサービス」の対象です。
 というわけで、私は今後のJ-REITクラス購入分はこのファンドとします。既存のものもどこかでスイッチングを考えます。