インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

まさかのイギリスショック到来!? でも……

 6月23日、イギリスでEUから離脱するかどうかの住民投票が行われ、大方の予想と反して「EU離脱」が過半数という結果となったことをうけ、翌24日の市況は世界的に大荒れとなりました。
 離脱と残留の票差が本当にわずかであり、直前の世論調査等でも残留有利、はたまた離脱有利と全く異なる内容がほぼ同時に報道されるという混沌とした状況の中、開票作業中にマーケットが開いていた日本の株式市場や為替市場は大暴れの状態でした。
 結果、日経平均の変動率は-7.92%(-1286円)、TOPIXの変動率は-7.26%(-94.23pt)と大幅に下落。為替も一時は100円/米ドルを割り込むなど、大きく変動しました。

 そのような中で、私はどうしていたか、というと。

 特に何もしませんでした。


 まあニュースを見ながら経済や会社・仕事に影響が出てくるのだろうなあ、などは考えていたものの、「大変だ! これはリスク資産を売っておかなくては!」という状態にはなりませんでした。「来月あたり、リバランスが必要かどうか確認するか」とか、「少しくらい買い増ししてもいいな」と思った程度。
 帰宅後、一応証券会社のサイトで資産状況を軽く眺め、「おおマイナスが膨らんでる」となりましたが、そこでも特になにかしようとは思いませんでした。

 資産バランスが崩れていればリバランスするとか、せっかくの大幅な下落なので、これからしばらく市況が低調であれば少し積立投資額を増やそうかとは思います。ただ、自分で考えていた以上に心が落ち着いていました。インデックス投資を始めてからまだ数年程度ですが、こういう時に焦りや迷いが生じるようなことはないものですね。
 これからも毎月の積立を基本としたインデックス投資を続けながら、ゆるゆると市況を眺めていこうと思います。