インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

インデックス投資ナイト2014に参加

 1月11日に開催された「インデックス投資ナイト2014」に参加してきました。10月にチケットは確保していたのですが、ちゃんと行けてよかったです。

 参加された方々がすでに様々な記事を掲載されています。ここでは「"いい投資"探検日誌 from 新所沢」さんのレポートをご紹介させていただきます。

("いい投資"探検日誌 from 新所沢)

 以下、私の断片的な感想です。


 本当に400人収容の会場がほぼほぼ埋まっていて、私のような今年初めて参加という方々も多く、熱気にあふれていました。
 第1部でご登壇くださった方々のお話で印象的だったのは、

  • 様々な投資の型があってこそインデックス投資も活きてくる、その逆も然り。だから違う投資スタイルの人と仲良くしよう
  • 何はさておき本業を第一に
  • 暴落はいつか来る、でもいつ来るかはわからないのでリスクテイクしすぎるのも暴落待ちの投資をするのもイマイチ

などなど。皆さんコンパクトに主張をまとめていらっしゃり、とてもわかりやすくお話を伺うことができました。

 第2部では、やはりNISAの制度の複雑さ・システム上の実装がいまだに不確定部分ばかりという使いづらさの指摘が多くありました。パネラーの方々にとってもおすすめしづらい制度とのこと。ですよねー。
 パネラーのお一人であった竹川美奈子さんが指摘されていた「証券会社ごとの投資信託再投資に関するシステム仕様の差異」については、私も以前「証券会社ごとのNISA関連ルール差異に注意!(投資信託編)・その2」という記事でまとめたことがあります。主要ネット証券の中では楽天証券が最も素直な実装を行っている印象です。これからNISA口座を開設される方の参考になればありがたいものです。

 そして第3部。なかなか投信業界の濃い話を聞くことができました。ここはお酒を飲みながらゆるゆるとお話を聞いていましたが、「もっとアクティブな指数・それに連動するインデックスファンド」があってもよい(たとえば等金額インデックス)とか、「インデックスファンドをしのぐ低コストなアクティブファンド」とか、アクティブとインデックスの境目(いいとこどり)を狙う、または互いにより近づき切磋琢磨していき投信業界がもっと盛り上がるとよいなと感じました。

 投資、それもインデックス投資関連のお話ばかりを3時間以上も生で聞ける機会なんてそうそうありません。これによって刺激を受けることができるだけでも参加した価値は十二分にあったなと思っています。
 来年も開催されればぜひ参加したいと思います!