インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

JPX日経400連動投信×3が一斉に設定予定

 以前本ブログでもお伝えした日本株式の新指数、「JPX日経インデックス400(JPX日経400)」。これに連動する投資信託が登場します。
 EDINETに「JPX日経400」と銘打った投資信託の有価証券届出書がありました。それも3つ一斉に。
 これは比較せざるを得ない! というわけでEDINET登録順に並べてみます。

JPX日経インデックス400・オープン

委託会社: 三井住友トラスト・アセットマネジメント
設定日: 平成26年1月7日
申込手数料: 上限2%(税抜)
信託報酬: 0.57%(税抜)
信託財産留保額: なし
当初販売会社: 三井住友信託銀行

JPX日経400ノーロードオープン

委託会社: DIAMアセットマネジメント
設定日: 平成26年1月6日
申込手数料: なし
信託報酬: 0.77%(税抜)
信託財産留保額: なし
当初販売会社: マネックス証券楽天証券立花証券、エース証券(、SBI証券: 1/7より販売開始)

ダイワJPX日経400ファンド

委託会社: 大和証券投資信託委託
設定日: 平成26年1月6日
申込手数料: 上限2%(税抜)
信託報酬: 0.655%(税抜)
信託財産留保額: なし
当初販売会社: 大和証券東洋証券、新潟証券、日の出証券むさし証券リテラ・クレア証券池田泉州銀行愛媛銀行
備考: 米ドル投資型の別ベビーファンドあり

 親会社向け、ネット証券向け、対面証券・銀行向けとそれなりに当初販売会社がばらけています。

 個人的に、三井住友トラストAMがSMTインデックスシリーズの中に「SMT JPX日経400 インデックス・オープン」のようなものを設定してくるかどうかが気になるところです。それであれば今回のJPX日経インデックス400・オープンと同じマザーファンドを使うことができて効率的かと。
 そんなに似た商品設計のものを別ファンドとして出すはずがない、と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、三井住友トラストAMさんはそういうことを行っています。たとえば、SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンドSMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン。マザーファンドは同じですが、信託報酬が異なります(SMTAM: 0.69%、SMT: 0.5%、それぞれ税抜)。これも販売戦略のうちなのでしょうか。
 ですので、SMTインデックスシリーズにJPX日経400連動のファンドが入ればもう少し信託報酬を下げてもらえるかな……という淡い期待をもっての発言です(^^;;

 以前の記事でも述べましたが、前年度採用銘柄は次年度も優先的に採用するバッファルールがあるものの1年ごとに対象銘柄の入れ替えが実施される見込みです。そのため、TOPIX連動投信などより信託報酬以外の諸経費が高めになる可能性もあります。
 私はひとまず初めての銘柄入れ替えタイミングである来年8月末以降、実質コストなどを確認してから投資対象とするか検討しようと思っています。もっと低コストな投信やETFが登場することも願いつつ。