インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

金融機関のNISA対応は間に合うのか?

 昨日の記事で、私のNISA口座活用法をほぼ固めました。
 しかしながら、まだまだ状況が見えないのが金融機関ごとの細かい取り扱いルールです。

 昨日も取り上げさせていただきましたが、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーさんで「NISAでの米国ETF運用の疑問に対するネット証券各社からの回答比較」という記事を見かけました。
 その中で、制度開始まで1ヶ月を切った状況で「未定」「回答できない」といった返答が非常に多いのに驚きました。


 熾烈な口座開設合戦の裏で、システム対応などが遅れているのでしょうか。私がNISA口座を開設したSBI証券でも、いまだにどのようなインターフェイスで操作を行うのかがはっきりしません。ログイン後でもNISAのページは勧誘用のものになっています。
 たとえば1月の第一営業日に投信の積立買付を行いたい場合、年内最終営業日には積立設定を行わなければならないはずですが、そのような設定がいつから可能なのかわからないままです。
 まさか「個別株でもETFでも投信でも、年内はじめに取引する100万円分が問答無用でNISA口座扱いになる」なんて極悪仕様ではない……と信じています(笑)が、今のままではこのような極端な例も問い合わせなしには完全には否定できないのです。

 このような無用な心配を払拭してもらえるよう、各金融機関にははやいところNISA関連の詳細なルールや操作マニュアルなどを掲載願いたいものです。
 ネット証券でどこが一番早く動くかも注目したいと思います。