インデックス・ウォッチャー

市況をゆるゆると眺めながら、インデックス投資をコアとしたコツコツ資産形成を記録していきます。

日本株、バブル後の積み立て投資がついにプラス転換

 日経電子版で良記事を見つけましたので引用します。

 「長期でも積み立て投資でも報われなかった」と責められ続けた日本株。しかし実は最近の株価上昇で、23年前のバブル崩壊以降に日本株に積み立て投資した場合の評価額が、累計積立投資額に比べてプラス転換した。「株は長期」というセオリーが「復権」する兆しになるかもしれない。

(日本株、バブル後の積み立て投資がついにプラス転換 :マネー底流潮流:マネー :日本経済新聞)


 23年前というと、私はまだ子供でした。逆に今から23年後となると、定年退職後の生活を真剣に考えていることかと思います。
 これだけの期間、(記事によると手数料を0とすると4回ほどプラス転換した時期があるそうですが)マイナスとなりつづける評価額を尻目にコツコツ投資を続けることが、いかに難しいか……。
 日経平均しか投資対象がない状態でバブル崩壊のような状況になったら、私は投資を続けられないような気がします。現在私の目指しているポートフォリオならば、日本一国が転けたところでそこまで精神的には影響しませんが。

 記事中では一括投資と積立投資の違い、分散投資の大切さ、株式などプラスサムの投資と為替取引などゼロサムの投資の違い、デフレ下での債券投資の優位性などが触れられ、最後にはこう締めくくられます。

株価は折に触れ、今後も何度も急落する場面がありそうだ。急落場面でも買い続ける積み立て投資は、今後も役割を発揮する可能性が高い。

 このような記事を読んで励みに思い、また「長期の株式積立投資は報われる、ただし可能な限り分散が必要」といった信念に従いながら、ゆるゆると投資を続けていきたいと改めて思います。